第6話『強引に友達になろうとしてきたクラスメイトのお話』
はじめに
お読みいただきありがとうございます☺️
これは小学5年生になったばかりの私に起こった出来事です。
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【ナオちゃんのお誕生日会】
いよいよお誕生日会当日、
ナオちゃんのお家に着き玄関を見ると誰の靴もなく、どうやら私が一番乗り?
リビングを見渡すと、
すごい飾り付けに大きなケーキ、
キャンディーがたくさん刺さった山、
シュークリームのタワーや大きなパイ…
ご馳走が並んでいました。
そして奥からナオちゃんママが出てきました。
私しか来てないのに始めるの???
もしかして私だけ?
他の人は来ないの?
ナオちゃんママがケーキを切り分け始めました。
よく見ると食器も私とナオちゃんのものだけ…。
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親友……。
ナオちゃんママが親友と言うたびになんだかその言葉が重いような気がして、出されたご馳走もスイーツもあまり喉を通りませんでした。
そしてパーティーも終盤に差し掛かり、そろそろお暇しようとすると…
なんと誕生日でもないのに、大きな紙袋を手渡されました。
中をチラリと見ると文房具セットらしく、キャラクターもののペンケースやハサミ、鉛筆や消しゴム、定規や下敷きなどが入っていました。
正直言って怖い…。
取り敢えず『ありがとうね』と言うとナオちゃんママは満足そうに頷きながら
『あの子たちは目つきもあまり良くなかったわ』などと悪口を言い始めました。
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終始どことなく2人から異様な圧を感じる誕生日パーティー。
ただただ居心地が悪かったのを覚えています。
そして次の日、
教室に着いた私は、その日あるテストの勉強を自席でしていました。
すると・・・
次回に続きます ܾ ܾ 𖥧𓇣 ܾ ܾ ܾ
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